皆さんこんにちは
星の森ファミリー歯科・歯科衛生士の松島です
毎年6月4日から10日は虫歯予防週間です
皆さんお聞きになられたこともあるかと思います。
https://www.jda.or.jp/enlightenment/poster/
子供たちや学生さんは学校歯科検診がある時期ではないでしょうか。
5月ころから星の森ファミリー歯科にも
学校の検診で虫歯が見つかり来院する方が増えてきました。
久しぶりにいらっしゃる方や、初めて来院される方もいます
検診内容には歯肉の状態や歯並びのチェックもありますので、
普段あまり歯のことを気にかけていない方でも
ご自身の歯やお口の中のことについて意識を向ける
良い機会になっているのではないかなと感じます
クリーニングやフッ化物塗布だけのご来院も大歓迎ですので
お待ちしていますね
さて、今日は虫歯についてのお話です
虫歯とはう蝕とも言います。
う蝕とはお口の中にいる虫歯菌が酸を作り出し、
歯の表面を溶かしてしまう病気です
これを脱灰と呼ぶのですが、
実は私たちが食事をするたびに歯は脱灰を起こしています。
唾液の中のリンやカルシュウムの作用で歯面を修復し、
再び元の状態に戻すということを繰り返しているのです。
(エナメル質の再石灰化)これは私たちのお口に元々備わっている力です
しかし脱灰のスピードが加速しすぎて
再石灰化が追いつくことができなくなると
やがて歯の表面のエナメル質を溶かし、
象牙質から神経へと虫歯がたどり着いてしまいます。
ここまで来ると激しい痛みを伴うこともあります
想像するだけで嫌ですね…
虫歯から歯を守るにはちょっとしたコツがあります
私が気をつけているポイントを3つお伝えしますね
➀唾液をよく出す
先ほどお話した再石灰化には唾液がなくてはなりません。
それだけでなく、唾液は虫歯菌が出す酸を中和して虫歯を防ぐ力ももっています。
そのほかにもいくつも大切な作用を持っているので
唾液はお口の健康を守るためにとても大切なものなのです
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-004.html
唾液を出すにはよく噛むことです。
噛むことにより唾液腺を刺激し唾液の分泌を促します。
普段から根菜類や生野菜を意識して食事に取り入れるようにしています。
ガムを噛むのも効果的です。
それでもなかなか…。という方には唾液腺マッサージをおすすめします
https://www.kokucare.jp/training/training/daekisen/
唾液腺マッサージは即効性がありますのでオススメです
②フッ化物
俗にいうフッ素というものですね。
歯磨剤などに含まれているものは正確にはフッ化物イオンといい、
歯の再石灰化を促進したり、虫歯菌の働きを弱めたり、
歯の質を溶けにくくする働きを持っています。
多くの歯磨剤にフッ化物は配合されていますので、
購入される時にはフッ化物配合(フッ素)のものを選んでいただきたいです
(6歳以下は1000ppm以下にしてくださいね)
私の使用方法ですが、
まず全体を一度しっかりブラッシングとフロスをして
綺麗になった状態で歯磨剤を使用します。
歯磨剤をつけてからは2、3分ブラッシングします。
出来るだけフッ素をお口の中に増やしたいので
うがいは軽くお水を口に含んで出すくらいです。
歯磨剤はジェルタイプのもののほうがお口に残りやすくオススメです
③だらだら食べない
食事をするたびに歯は脱灰⇔再石灰化が起きているとお話しましたが、
再石灰化をするには40分必要と言われています。
ちょこちょこ食べると再石灰化が間に合わなくなります
食事時間は2~3時間はあけ、
飲み物にも砂糖は使わないようにします(私もできるだけです)
特別なことはしていませんが、これで今のところお口の健康は守れています
お口は命の入口心の出口と言われます。
健康で楽しく会話できるよう普段の生活から少しだけ
お口の健康を心掛けていただき、
私たちがそのお手伝いをすることができましたら幸いです。
星の森ファミリー歯科では
患者様をお待たせしないよう、ご予約制とさせて頂いております。
当日のご予約が埋まってしまっている場合でも、
随時急患様はお受けしておりますので、ご来院の前に一度お電話ください。
又、ホームページからWEBでの予約も24時間受け付けております。
是非、ご利用ください
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