こんにちは
星の森ファミリー歯科・歯科衛生士の高橋です
まだまだ暑い日が続きますが水分をしっかりと
補給して頑張って乗り切りましょう
・最近患者様から口臭にまつわる体験談をお聞きしました。
その方はお客様相手のお仕事をされていますが、
自分より年上の方の口臭が強くどう
またよく来る若い営業の人の口臭が気になり
その時は、
営業でまたみえた時は口臭を感じなかったそうなので
言って良かったと話してくれました
なかなかお客様だったり目上の人には、
口臭が強い事をお伝えするのは難しい事ですし
たまたま話題が体の事になり、
遠回しにお話しができる雰囲気にな
さて…今回は口臭についてお話していこうと思います。
口臭とは本人やまわりの人が不快に感じる呼気のニオイで、
口臭があると自覚がある人は80%を超えるといわれます
一時的に強くなる生理的なものもあれば、
舌苔【ぜったい=舌にたまった食べカスや粘膜、細菌のカス】の異常や
歯周病などに原因があるものもあります。
本当はそれほど臭わないのに本人が強く気にしている心理的な口臭もあります。
不快な口臭のほとんどは、剥がれおちた粘膜のカスや唾液、
食べ物のカスなどに含まれるタンパク質が、
口の中にいる細菌により分解・発酵される過程で出るガスです。
口臭の素となるガスには主に次のような種類があります。
②硫化水素 :卵が腐ったようなニオイ
③ジメチルサルファイド :キャベツが腐ったようなニオイ
・口臭の発生しやすい原因は?
唾液が減ると臭いやすい
誰でも、ある程度の生理的な口臭はあるものです。
口の中から出るニオイは特に唾液の分泌に影響されます。
唾液には口の中を洗浄・自浄する作用があり、
「噛む」「話す」など口を動かして、唾液腺を刺激することによって分泌が増えます。
唾液が減って口の中が乾燥すると自浄作用が低下し、
タンパク質を分解する細菌が増えるので、口臭も濃縮されてニオイがきつくなります
①朝起きたとき、しばらく食事をしていないとき
睡眠中は、唾液腺が刺激されず唾液の分泌や流れる量が減ってしまうのに加え、
口呼吸や水分不足などで口の中が乾燥しやすいため、
朝起きたときの口臭は一日の中でもっとも強くなりがちです
長時間食事をしていないときも、唾液の流れる量が減り、口臭が強くなります。
②緊張したとき、ストレスがあるとき
唾液の分泌は自律神経(交感神経と副交感神経)が調節しています。
分泌が促進されるのは、リラックスして副交感神経が優位になっているときです。
緊張したりストレスがあるときには交感神経が優位になり副交感神経の働きが低下するので、
唾液の分泌が減り、口臭が強くなります。
③舌苔
強い口臭を起こす原因としてもっとも多いといわれているのが舌苔です。
舌苔とは舌に付着した白っぽい汚れで、
口臭を引き起こす細菌やタンパク質を多量に含んでいます
多少の舌苔は健康な人にもありますが、口の中が乾いているとき、
体調がよくないとき、胃腸の病気や脱水を伴う病気があるときなどに
厚くなると口臭の原因となります。
胃腸の調子がよくないときに舌苔が増えるのは、
舌の感覚を鈍らせて食欲を減らし、食べる量を減らして胃腸を守るためだといわれています。
細菌の温床:舌苔や歯周病は口臭の大きな原因に
④歯周病
舌苔の次に多い原因が歯周病です。
歯周病によって口の中にたまっている歯垢(プラーク)も、
舌苔と同じく多量の細菌とタンパク質の集まりです。
炎症が起こっており、多量のタンパク質が細菌に分解されて強い口臭が発生します
・おススメの口臭対策について
お家で出来る簡単な口臭ケアの方法をお伝え致します
ただし必ずしもこの方法で口臭が治まるとは限りません。
参考程度に覚えてもらえたらと思います
①マウスウォッシュを使用したうがい
軽い口臭であれば水によるうがいでも十分に口臭が消えます。
ただ、効果は短いので注意してください。
マウスウォッシュを使用して頂くとより効果的です
歯磨き後の仕上げに…
忙しくて歯磨きが出来ない時に…
口の中がネバネバしたり乾燥した時に…
②ガム
ガムを噛んでいただいて、
唾液を出し、口臭ケアをするというのもポイントです。
唾液を出して口の中を潤った状態にしておく事で
口臭を防ぐ事が出来ます
キシリトール100%配合の種類の方が予防効果がありそうです。
キシリトールは唾液中のカルシウムの濃度を高めてくれます。
キシリトールとカルシウムが歯の表面に取り込まれると、
酸で溶かされて虫歯になりかけた部分を修復してくれます
この働きを歯の再石灰化といいます。
唾液の分泌を促進させ、口臭を予防する。
お口の乾燥は口臭の原因となります
唾液が少なくなると、お口の中の細菌が増殖します。
そして、お口の中の食べ物のカスなどを分解して、
嫌な臭いのガスを発生させます
キシリトールを摂ることにより味覚が反応して唾液の分泌が盛んになり、
唾液が細菌を殺菌し、洗い流してくれるので口臭が軽減されるのです。
③歯間ブラシやフロスを使用する
歯磨きをする時に、歯間ブラシやフロスを使ってみてください
歯と歯の間には歯ブラシでは届かない汚れがあります。
その歯ブラシでは届かない所に歯間ブラシやフロスを使います
歯間ブラシにも色々なサイズがあります。
かかりつけの歯科医院で自分に合う歯間ブラシのサイズを聞いてみて下さい
あまり隙間のない方はフロスのみでも大丈夫かなと思います。
最低でも1日1回寝る前にはフロスを通して下さい
毎日フロスを通してれば糸のニオイはさほど気になりませんが、
あまりフロスを通さない方のフロスを通した後の糸のニオイを
嗅いでみて下さい…臭いんですよ
④定期的に歯医者さんに行ってクリーニングしてもらう
皆さんもご自身、身近な人にも
朝起きた時、お口が渇いている時は誰でも臭いはあります。
歯周病、飲食したものやタバコ、
口臭がありますが、
クリーニングにきてもらい歯周病、
星の森ファミリー歯科では
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