こんにちは🍀
当院で口腔外科・一般歯科を担当しております、医師の伊東です🎵
まだ昼夜の寒暖の差こそありますが、緑葉や色鮮やかな花々が咲き始めてきましたね❣️
春もすぐそこまでやって来たようです😊
前回、インプラント治療について投稿したブログは、ご覧いただけましたでしょうか?✨
今回は、その際話題に上がりました「人工骨の種類」について、
お話させていただこうと思います❕
少しマニアックなところにはなりますが、お付き合いください🎵
人口骨の種類
現在、一般的に歯科治療にて使用されている人工骨の種類は、
大きく分けて、 生体内「吸収性」と「非吸収性」の二種類❕
「吸収性」と聞くと、いまいちピンと来ないという方が
おみえになるかもしれませんが・・
言い換えると、体の中で溶けて無くなるものが「吸収性」
溶けずにそのまま残るものが「非吸収性」
では、どちらがいいのか?
それについては、医師により様々な考えや見解があり、
一概にお答えできませんが・・
当院では、人工骨材には「生体内吸収性」を用いております。
中には「え~😕」せっかく移植したのに、溶けてしまったら
意味がないのでは?😣と、疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思いますが・・
大丈夫✨そのようなご不安は無用です❣️
「生体吸収性」人工骨の利点
では、なぜ私が「整体吸収性」の人口骨をあえて選んでいるのか?
それは、「生体吸収性」の人工骨は、細胞の一時的な宿舎
(細胞が一時的に留まるところ)になりうると考えているためです✨
そもそも血液中には、骨に分化しようとする未分化間葉系幹細胞というものがあり、
人工骨内に入り込んだ細胞は、骨細胞へ分化し、
細胞が成熟するにつれ、人工骨は溶けていくので・・
人工骨に代わって患者様ご自身の骨組織ができあがる仕組みとなっています🎵
また「生体吸収性」の人工骨は、
例えば上顎洞内等、何らかの事情で漏れてほしくないところに
移植人工骨が漏れてしまった場合においても、
生体内で吸収され、患者様の
それら2点が、わたしが考える生体吸収性人工骨の利点です❣️
「生体吸収性」人工骨の移植について
また、できる骨は、自身の細胞由来の天然骨ですので・・
成長期の患者様へも移植可能✨
「非吸収性人工骨」は、人工骨自体が体内に残り固まってしまうため、
骨の成長時期に移植する場合には移植部位の成長を阻害する可能性があるのです❕
例として
もし、中学生の方が何らかの事故で前歯部分の骨を損傷し、
骨の低さは、前歯部分の歯肉退縮につながり、口元や顔貌の外観に悪影響を及ぼす
審美障害のおそれまで出てきます😕
これは、社会生活上大きな問題となりえますね🍀
歯肉退縮のリスクが軽減されます🎵
このような観点から
当院では、治療には「吸収性人工骨」を用いておりますこと、
今日はここに紹介させていただきました✨
以上、少々マニアックな内容でしたが・・
ご覧いただき、どうもありがとうございます😊
その他ご質問などありましたら、どんな些細なことでも結構です❕
お問い合わせいただきますよう、よろしくお願い致します❣️
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