こんにちは!![]()
星の森ファミリー歯科勤務 歯科医師の舟橋正樹です![]()

「算術医じゃなく仁術医に」
私が高校の恩師からいただいた言葉です。
その当時はあまり深く意味を考えていませんでしたが、
今思い返してみてずっと心の中に刻まれていたのだと感じています。
歯科医師になってほぼ40年が経ちました。
振り返って見るとあっという間でしたが、
自分なりには常に技術の研鑽に励んできた人生でした![]()
最初は歯科の根本である根っこの治療の勉強、
卒後最初に出会った先輩歯科医からまずは根っこの治療の勉強から
始めるように指導されたのがきっかけです![]()
![]()
「根っこの治療の勉強とは?」
根っこの治療は専門的に歯内療法と言って歯を保存するための技術で、
この根っこの治療ができないと最悪の場合は抜歯となります![]()
![]()
根っこの治療と歯周病治療は、歯を保存するためにはなくてはならないものです![]()
![]()
こう言う技術研鑽をしながら、同時に口腔外科の病院にも研修に行きました![]()
口腔外科では勿論歯を抜く処置などを勉強しますが、
開業医でどこまで外科処置が可能なのか、どういう状況かを見極めることで
病院への紹介に至るかを判断する目を持つ目的もありました![]()
またこういった一つ一つの歯の治療技術を高める大事さに、
もう一つ欠かせなかったのが噛み合わせを見れる歯科医師になることです。

この噛み合わせを診ることができる歯科医師がどれだけいるでしょうか?
この技術は特別なものではないのですが、
意外に研鑽ができている歯科医が少ないと思うぐらい
この噛み合わせ見る視点と技術は誰にも負けないと自負するところです。
噛み合わせを見ることで知覚過敏、虫歯になった原因、歯周病、顎関節症、など
違った視点から診ることができ、より的確な処置ができていると思っています。

こういう基本的な処置(歯内療法・歯周病療法・噛み合わせ治療)の研鑽から始まり、
その後インプラントや、より高度な技術の義歯の勉強と徐々に色々な引き出しを揃えて
いきました![]()
「現在の歯科医師に求められていることとは?」
開業している歯科医師は、できるだけ多くの知識と技術を持っていることが
必要だと思っています。それを使うことがないにしても、
知識は身につけておく必要があると思ったわけです![]()
![]()
そしてわからない時は専門医への紹介をする。ということが大事です。
開業医とは普段は診療をしていますので、当然休診日に出かけることになります。
従って、休日は勉強会に出席して翌日からまた診療という日々が
若い頃はよくありました![]()
こういう研鑽をして今に至るわけですが、得手して自分の技術はまだまだという気持ちが
今でもあり、日々反省と研鑽努力の積み重ねです![]()
今では還暦を過ぎましたが、新しい歯科技術の中にあっても基本は同じむしろその部分
が確認できないと患者さんにも満足感を得てもらえませんし、自分自身の満足と達成感
も得られません
そういう意味では私が研鑽して身につけた技術をまだまだ提供してい
かなくてはならないと考えています
日本経済が成長してきた時代と違い今は質を求め
られる時代です。算盤は使えなければ経営は成り立ちませんが、基本「仁術医」であり
たいとこれからも頑張っていきたいと思っています![]()
![]()
これからもよろしくお願いいたします。
